簿記3級は簡単だとよく言われていますが、意外と難しく落ちる人も多い資格です。
そのため、せっかく勉強したのに結果が出ず、悔しい経験した人もいると思います。
でも大丈夫!
一度落ちてしまっても、深く落ち込む必要はありません。
本記事では、簿記3級に落ちてしまった人に向けて「次の試験で合格するためのリベンジ方法」を詳しく解説していきます。「もう一度チャレンジするか迷っている…」という人も、きっと前向きになれるはず!
簿記3級の合格率は意外と低い
・統一試験(ペーパー試験):平均40%前後
・ネット試験:平均50%前後
つまり、試験を受けた人の約半数が落ちてしまうのが現実です。
「落ちた=自分がダメだった」わけではないので、落ち込む必要はありません。
簿記3級は簡単そうに見えますが、決して楽に受かる試験ではないということを理解しましょう。
まずは試験結果を分析しよう

落ちた直後は、正直やる気でないしテキストも見たくなくなるかと思いますが、
そこをぐっとこらえて自分の結果を分析してみましょう。
一番大事なのは、「なんで落ちたのか」をちゃんと知ること。
どの分野ができなくて、どこができたのか、正確に分析しましょう。落ちてしまった原因を探さなければ次に活かせなくなってしまいます。
・仕訳がボロボロだった?
・第2問が全然わからなかった?
・第3問の精算表がうまく処理できなかった?
結果から見えてくる「弱点」は、次のヒントになります。
【点数別の対策の目安】
・50点未満→基礎からやり直し。まずは仕訳のルールをしっかり理解。
・50~69点→ケアレスミスや部分的な理解不足が原因。弱点強化+実践演習を
簿記3級に落ちる主な原因
① 試験の出題形式を把握していなかった
簿記3級は毎回似たような構成で出題されます。
問題 | 内容 | 配点 |
---|---|---|
第1問 | 仕訳問題(15問×3点) | 45点 |
第2問 | 補助簿・勘定記入・穴埋め問題など | 20点 |
第3問 | 試算表 or 精算表(決算整理) | 35点 |
配点が大きい=落とすと致命傷。
出題パターンになれていないと「なんだこれ…?」って焦ってしまいます。
→過去問・予想問題をしっかり解いて慣れましょう!

仕訳が45点もあるんだ!
まずはそこから固めればいいですね!
② 仕訳がなんとなくでしか理解できてなかった
これは簿記を学習する上でかなり”あるある”です。
私も最初は「たぶんこの勘定科目だろうな~」って勘で解いてました(笑)
でも”なんとなく”じゃ点は取れません。
仕訳は簿記3級の”核”です。
仕訳ができれば、第1問で点数を稼ぐことができ、第3問でも応用できます。
また配点が高いので、最低でも1ミスを目標にしましょう!
少しづつ仕訳を完璧にしていきましょう。
・配点が高い=得点源
・仕訳ができると第3問も怖くない
💡仕訳ができるようになれば、多くの受験者が苦手な第2問も無理に取りに行かなくてよくなります!

第2問って毎回パターン違ってビビっちゃうんだよね…
でも第1問+第3問で合格できるなら、そっちに集中しよう!
↓それについてはこちらの勉強法で解説してます。
苦手な人は、アプリや動画で反射的に手が動くくらいまで繰り返しましょう!
③ ケアレスミスや時間配分のミス

ネット試験だと以下のようなトラブルが起きがちです。
- 計算ミス
- 解答欄のズレ
- 時間切れで最後まで解けなかった
特に「0のつけ忘れ」や「解答欄のズレ」は、焦っていると結構やっちゃいます。
また、問題はPC画面に表示されているため、問題用紙に書き込みはできず、
配布される白紙の用紙に書き込んで計算をするため他の問題と混ざってしまうこともありえます。
→過去問演習では白紙を使って本番環境を再現して練習しましょう!

ケアレスミスかぁ…
でも意識するだけで改善できそうですね!
リベンジ合格するための勉強法

インプット:自信がない仕訳分野などを集中的に!
・特に「仕訳が曖昧だった人」はアプリ・YouTubeで繰り返し練習
・解答付きの教材を使うと理解が深まる

スマホで学習できるの助かる~!
スキマ時間を味方にしよっと!
アウトプット:予想問題や過去問を繰り返し解きましょう。
インプットをしただけでは記憶の定着が図れません。問題を実際に解いて試験慣れをしておきましょう。
また、「時間がなかったー」という状態にならないようにしましょう。時間をはかって本番と同じ感覚で解く練習をしましょう。
・過去問や予想問題を解いて試験慣れ
・時間を測って本番モードで練習するのがコツ!
再チャレンジのタイミングは?
「いつ再受験するか」って、けっこう悩みますよね。以下を目安に考えてみてください。
すぐに受けるべき?時間を置くべき?
・すぐに受験する方がいい場合
→短期集中で一気に合格を目指せます!
・時間を空けた方がいい場合
→1カ月ほど時間をかけてじっくりやり直せばOK!

作戦立て直すのもアリですね。
焦らず行こう!
ネット試験?統一試験?どっちを選ぶべきか
簿記3級は「ネット試験」と「統一試験(ペーパー試験)」の2種類があり、それぞれのメリット・デメリットがあります。
試験形式 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ネット試験 | いつでも受験OK 合否がすぐわかる | PC操作に慣れが必要 |
統一試験(ペーパー) | 紙の試験形式に 慣れてる人は有利 | 年3回のみ 合否発表に時間がかかる |
私個人のおすすめは、ネット試験です!
日程を自分で決められるので、自分のペースで挑戦できます!
まとめ:落ちても全然OK。次に気持ちを切り替えよう!
落ちても恥ずかしく思う必要はありません。
むしろ、悔しい気持ちがあるなら次こそ合格できる証拠!
コツコツ着実に!
次の試験で笑えるように一緒に頑張りましょう!

よし、やる気出てきた!
次こそ合格目指してがんばるぞー!
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